「第9回わたしたちのSDGsオープンラボ」に出席しました。東村山市が「SDGs未来都市」と「自治体SDGsモデル事業」に選定されてから、はじめて開催されるオープンラボになります。
東村山市が「SDGs未来都市」と「自治体SDGsモデル事業」に選定されました 令和5年5月22日、東村山市は内閣府より、SDGs(Sustainable Development Goals)への優れた取組を行う自治体として「SDGs未来都市」及び「自治体SDGsモデル事業」に選定されました。
市長によると、このオープンラボの取り組みが評価されての選定だったとのこと。私もそう思います。担当されている東村山市 企画政策課高木さんは「意識高い系」が満足するだろうツボを抑えつつ、「マイナンバー怖い系」市民感情にも寄り添う胆力をもった方なのではないかと推察いたしました。
高木さんからざっくりと、オープンラボを主体とした取り組みについて説明があったあと、第9回のメインである「SDGs活動報告 4事業者団体からの報告」に移りました。
一番目は「株式会社遠藤製餡」さん。オーガニックにこだわるあんこやさんで、本社は豊島区ですが、東村山市との関わりは、第一工場を新設した1964年に遡ります。フードロスを減らす取り組みなどを報告されていました。課題は和菓子を食べる習慣がなくなっていることだそうです。個人的には豆大福は大好きです。
二番目は「合同会社うんすい宅建」さん。同性カップルが直面する住まいの問題を解決することなどを掲げ事業を立ち上げ、現在は空き家問題に取り組んでいます。代表の阿部浩一さんの経歴はなかなか興味深いです。
三番目はNPO空の間(そらのま)プロジェクトさん
「空の間ハウスは空き家を管理しながら地域の方にも活用していただく、コミュニティの場です。空き家の利活用で明るい街づくり、住みやすい街につながります。」という事業をやられています。女性2人でのプレゼン。そこかしこに男性の私には気づかない女性ならではの視点があり、やはり多様性は大切だなあと思うわけです。
最後は「東村山エナジー」さん。東村山エナジーという名称と「 繋げよう未来に、エネルギーの地産地消は東村山から 」というスローガンを掲げていることから、どんなビジネスモデルがあるのだろうとワクワクしていると、その答えの一つが「自転車発電」でした。こちらも女性2人による報告で、子どもたちとエネルギーを考える取り組みなど、お硬いイメージを想像していた自分が恥ずかしくなるくらいに、ほっこりとするプレゼンでした。
以上、とても勉強になった2時間でした。